WORKS
事例紹介
事例紹介
住友重機械イオンテクノロジー株式会社
対話型リーダーシップ開発研修「SALT」
コーチング学習する組織づくりのサポート組織力強化自立型人材育成プログラム2016.10〜
共感と傾聴の文化を育み、自身の「胎の底」の願いに繋がり直す
社内サーベイの結果(下記課題に記述)を受けて開発された本研修は、社内文化の刷新や共通言語の獲得を目指して「社員の1/3が受講」を目標に、この6年半で9回に渡り実施されてきた息の長い取り組みです。OB・OGが、ファシリテーターと参加者の橋渡し的な役割を務める「ホールダー制」など、SALTコミュニティALLで研修を支えてくれています。
3つのポイント
- U理論・NVCがベースの内省型プログラム
- OB・OG数名がホールダーとして参加
- 一過性・単発ではなくシリーズ化することで常に間口を開く
- 課題
- 社内サーベイで出た「(福利厚生や給与が良いので)辞める気はないが、頑張る気もない」という結果から、エンゲージメントを高めると共に、社員それぞれが「胎の底」からやりたいと思えることを起点に仕事に取り組んでほしいという願いから開発された。
- こっからの取り組み
- 他者への「傾聴」や「共感」をベースに徐々に己に矢印を向け、自身が持つ根源的な価値観やバイアスに気づいていくプロセスをデザイン。一連の企画・ファシリテーションはもちろん、適宜1on1メンタリングを行うなど、その場に合わせた即興的なファシリテーションを実施。
- 結果
- 個人の願いを起点に組織開発的な取り組みが行われたり、OBメンバーが中心となって内省的な対話を行う座談会が実施されるなど、草の根的な活動が進行中。また、サーベイでも一部エンゲージメントのスコアが改善されるなど変化が見られた。間接的ではあるが、「SALT」のような社員育成の取り組みが中途採用においてメリットと見なされるなど、この6年で40%ほど社員が増加した。
体制
- Project Lead:巴山雄史
- Facilitator:大谷直紀、墨健二、武井伸悟、黒川公晴