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事例紹介
事例紹介

コニカミノルタ株式会社
組織開発セッション 「KIZUKI(気づき・築き)ワークショップ」
チーム運営の秘訣コーチング学習する組織づくりのサポート組織力強化2019.12 - 2020.12
上司とメンバーセットで未来を語る組織開発セッション
「上司・メンバーが対話を通じてお互いを理解・信頼し合い、職位に関係なくオープンで率直な議論が行える安心感のある組織づくり」を目的として、上司とメンバーがセットでワークショップに参加し、複数部門と現実を直視し、そこでの”気づき”を職場に持ちかえり、職場対話会開催などにより自走しながら安心感のある組織を”築き”あげる風土づくりに繋げていくための活動です。
3つのポイント
- 上司・メンバー同士の課題認識の相互理解
- 組織パラダイムに踏み込む
- Session終了後の振り返り設計
- 課題
- 社内サーベイから上司・メンバーがお互いの認識の違いに気づき、共に信頼し合える安心感ある組織作りが実践できていない現状が明らかになった。立場を超えて、対話を通じてお互いを理解・信頼し合い、職位に関係なくオープンで率直な議論が行える安心感のある組織をつくる「きっかけ」が各現場で必要だった。
- こっからの取り組み
- 各現場で起こっている事実を上司とメンバーの立場からどのように異なるメガネで受け取っているのかをしっかり理解してもらうプログラムを設計。そこでの気づきを上司とメンバーがセットになって自組織の組織開発に活かしてもらう仕組みも導入。また、対象規模が約740名と試算されていたため、顧客の人事部・タレントマネジメント部メンバーをファシリテーターとして育成するプログラムを並行して運営した。
- 結果
- 計15開催で、161職場・計322名が受講。参加者からは「これまで感じていた問題認識や想いを共有、認識の重なりに気づく中で、共感と仲間意識が醸成された」
「自分自身も問題の構造を成す一部である事に気づき、自身のあり方に揺らぎが生まれる」「研修で形成された関係性や気づき、雰囲気を職場でも再現したい」などの声が集まった。
体制
- Project Lead:大谷直紀
- Facilitator:墨健二、巴山雄史、黒川公晴