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事例紹介
事例紹介
株式会社ジーリーメディアグループ
ビジョン・バリュー策定
海外案件ビジョン策定2018.12 - 2020.4
日・台の国境を越えてビジョン・バリューを策定する
中国語(繫体字)圏の訪日外国人向けに、圧倒的な影響力を持つメディアを運営するジーリーメディアグループ。今後の更なる成長にむけて日本・台湾のそれぞれで働く従業員の当事者意識を向上させるという意図で、自社の未来を思い描く、全社員対話会in台湾を実施しました。そこで出た声を受け、その後、管理職全員による自社のビジョン・バリュー策定プロジェクトを行いました。
3つのポイント
- 国境を越えての対話会
- 経営層からのトップダウンではなく、全社員参加で創る
- on-line対話によるビジョン・バリュー策定
- 課題
- 企業の成長過程において従業員が増えたことで組織を階層型に変更し、8名の管理職をおいた。会社としてのミッションは定めたものの、物事を決める際の判断基準や指針が言語化されていなかったために、コミュニケーションロスが生まれたり、そうした状況に不安や不満を感じる声が組織から出ていた。
- こっからの取り組み
- 全社員での社員旅行の場を活用して、日本・台湾の全社員による対話会を実施。自分達の現場で起こっていることや会社の未来に期待したいこと等を言語化した。その後、組織体制が変わり、新しく着任された管理職たちと共に、改めて会社としての目指すビジョンをすり合わせ、今後の人事評価などにも反映するための自社で大事にするバリューのエッセンスを抽出するための対話会を実施。後日、経営ボードとも何度かのすり合わせを重ねて、ビジョン・バリューの文言化までを伴走させていただく。
※コロナが始まるタイミングと重なったこともあり、管理職との対話会以降はすべてon-lineにて実施。 - 結果
- 自社で大事にする価値観や行動指針、目指すビジョンの言語化ができたことはもちろん、そのプロセスを通じて、従業員や管理職が腹の内で抱えていた声を交換することで、より組織としての一枚岩化ができた。
体制
- Project Lead:墨健二
- Facilitator:大谷直紀、墨健二