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事例紹介
事例紹介

日本電気株式会社
マネジャー向けコーチング研修「SHIFT」
コーチング学習する組織づくりのサポート組織力強化2021.11〜
社員のエンゲージメントを高めるためのコーチング研修
「Command & ControlからTrust & Inspireへ」というマネジメントスタイルの移行に伴い、中期経営目標で「エンゲージメントスコア50%」を目指すNEC。「日本で最も働きがいのある会社にしたい」というリーダーの強い想いの下、部署のマネジメント層を対象にコーチングスキル研修を実施しました。
3つのポイント
- スキル先行ではなくマネジメントとしての在り方を見つめ直す
- 他者共感のために、まずは徹底した自己内省から
- 実践と振り返りの反復による深いレベルの定着
- 課題
- 同社では最新の中期経営目標で「2025年までにエンゲージメントスコア50%」が掲げられ、社員の自律性や働きがいの向上を強く推進。一方で、ある部署のサーベイでは特に「課長職が疲れている」ことを示唆する結果が判明。「NECを日本で最も働きがいのある組織にしたい」というリーダーの力強い想いの下、まずはメンバーを牽引するマネジメント層へのコーチングスキル研修を導入。
- こっからの取り組み
- 1組15〜20名のマネージャーを対象に、約3ヶ月間かけて自己内省とコーチングスキルの研修を実施。コーチングはテクニックではなくマネージャー自身のあり方から。相手の内面を観察し共感するコーチとして、まずは自分自身の内面に気づくことが重要です。したがって研修はまず徹底的な自己内省から開始。回を重ねながら具体的なコーチングスキルの習得に移行し、実践と振り返りの反復によって受講者全員の内省力とコーチング力を高めていきました。
- 結果
- 「自分自身を見つめ直す機会になった」「他者により深く意識を向けるようになっている」「コミュニケーション全般に良い影響があった」等、参加者それぞれが現業での前進と成長を実感。セオリーと実践を行き来しながら反復学習する手法が効果高く、今後はこのスキルを組織の共通言語としてさらに広めるため、対象を拡大して実施予定。
体制
- Project Lead:黒川公晴
- Facilitator:黒川公晴、武井伸悟、墨健二