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開催告知_『鶴見俊輔展』Bricolage Session with 思想の科学
2024年6月1日、2日に無料展示会、22日に鶴見俊輔を読む会を実施。お気軽にお越しください。
本屋アルゼンチンを展開する合同会社こっから(本社:福岡県糸島市 代表社員:大谷直紀)は、 2024年6月1日、2日に無料展示会、22日に鶴見俊輔を読む会を開催します。
鶴見さんは、学者や権力者ではなく、日常を営む一般人の言葉や感情に本来掴むべき「思想」が眠っていると考えました。赤鉛筆と青鉛筆を持ち、誰も注目しない小規模な刊行物や社内報に一生懸命、線を引きながら読んでいた逸話も有名です。誰かの小さな声は、そのまま「自分の声」でもあります。
小さな声なき声に耳を傾ける大切さを、鶴見さんの残した著作から学ぶことが、戦争という悲劇を繰り返している現代に必要なことだと考え、2年ぶりに無料展示会を開催します。
本展示会は、約200冊に及ぶ鶴見さんの著書を才津原哲弘さんにお借りして開催しております。
才津原さんは、滋賀県能登川町立図書館長時代に鶴見俊輔さんとのやりとりがあったそうです。
22日の鶴見俊輔を読む会にはご来場くださる予定です。
【概要】 鶴見俊輔展
内容:1960 年代「思想の科学」をはじめ、約200 冊の鶴見さんの作品を展示しています。
入場:無料/駐車場あり
場所:本屋アルゼンチン(筑肥線大入駅徒歩1分)
日時:
展示会無料開放DAY 2024.06.01/02 10:00-13:00.
鶴見俊輔を読む会 2024.06.22 09:30-12:00.(申し込み不要)
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【鶴見俊輔略年譜】
1922 年(大正十一年)東京市麻布に、鶴見祐輔の長男として生まれる。祖父は東京市市長を勤めた後藤新平。
1938 年(昭和十四年)米国へ渡り、ハーバード大学哲学科に入学。17 歳。
1942 年(昭和十七年)日米開戦を受けて、アナーキストとしてFBI に連行。帰国。
1946 年(昭和二十一年)雑誌「思想の科学」を創刊。
1965 年(昭和四十年)「ベ平連」(ベトナムに平和を! 市民連合)を小田実らと発足させる。
2004 年(平成十四年)加藤周一、小田実、大江健三郎らと「九条の会」を発足させる。
2015 年(平成二十七年)7 月死去、享年93 歳。
【主催】本屋アルゼンチンについて
『アマゾンではなく、アルゼンチンで未知との遭遇を。』本屋アルゼンチンは、福岡・糸島に拠点を置く小さな書店です。文化人類学にまつわる本などを紹介し、ラーニングコミュニティを運営。本を通して地域や時代も超えた「インナートリップ」に誘います。連絡先:合同会社こっから 本屋アルゼンチン店主 大谷直紀 Phone:09019035065 Mail:n_ooya@kokkara01.com