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第三回_Books Bricolage Session_開催のお知らせ@本屋アルゼンチン
ラディカルな本との付き合い方、「Imaginary Reading」という空想的な読み方を提案します。
本を読んでいて「分からない」と投げ出す経験は誰にでもあるかと思います。この「分からない」から始まる、寄るべのない冒険を一緒に楽しませんか? Books Bricolage Session(以下、BBS)は、そんなイベントです。
「ありあわせの道具材料を用いて、試行錯誤しながら自分の手でものを作る」ことをレヴィ=ストロースは『野生の思考』の中で「ブリコラージュ(bricolage)」と呼びました。その「ブリコラージュ」的な営みを、脳と身体に再インストールするのが福岡・糸島の本屋アルゼンチンにて行われるBBSです。

BBSのテーマはその名前の通り「本」。本屋アルゼンチンには、ある教授から預かっている約2000冊の本があります。そしてそれに立ち向かう「ありあわせの道具材料」は、あなたのImagination。一冊の本とあなただけの想像力によって紡がれるのびやかな物語をみんなで分かち合います。これを本屋アルゼンチンでは「Imaginary Reading」と名付けました。Imaginaryとは空想の、想像上の、という意味です。
教授の本棚は洋書から学術専門書が多くを占めます。それらを限られた時間で正しく「分かる」のは難しい。しかし、「分からない」ということはよるべのない不安が多くあると共に、世界に開かれた可能性そのものだったりします。そこには、未知の荒野へと挑む冒険があります。
例えば、本が持つ雰囲気、タイトル、装丁、重さ、厚さ、目次、引き寄せられる説明できない何か。それを眺め、手に取り、写すことで、本を媒介に自身の空想をバーストさせる装置としても働くのです。
第3回目となる今回は、そんな「分かる」ためだけではない、本との冒険にフォーカスします。あえて「分からない」状態で、どのような物語を紡ぐことができるのか、どんな冒険が始まるのか。それを皆で照らし合わせながら、セッションをするイベントとなります。
※次回の開催は「教授の本棚」に触れたことがない「未経験者」のみが参加対象になります。スペースが限られているため、未知な人に未知な体験を届けるために対象に制限を設けさせていただきました。(経験者には4月に別途イベントを開催予定です)
開催日時
2024年02月17日(土)9:00-12:00 ※終了後、有志でダラダラしましょう
子連れOK(おこさまの参加OKです)
費用
無料(次回からはいい加減、1万円くらいのイベントになるかもしれません)
会場
本屋アルゼンチン(JR筑肥線大入駅徒歩1分)
定員
10名(過去、BBSに未参加の方が対象)
持ち物
なにも必要ありません。(飲み物・食べ物はぜひお持ちください。)
知識も何も必要なし。その場を面白がるこころがまえがある方はWelcomeです。
申し込み方法
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfA3P47ePGuwNgZgR8rG6LcOTQNhhKH9hHnSMFqfM-rXH88iQ/viewform
注意事項
基本事務局もヘラヘラしています。おこりんぼの方はご遠慮ください。お子様も来られます。一緒に学び、面白がってもらえると嬉しいです。
※本イベントは昨年本屋アルゼンチンで行われたRESEACH CAMPから生まれました。
https://researchconf.jp/