2023年8月〜10月、合同会社こっからは、電通グループ約40社70名の女性リーダー候補を対象に、
約3ヶ月間にわたるリーダーシップ開発プログラム「TIME」を実施しました。

ジェンダー公正を始めとする社員の全員活躍は、持続的な事業進化と価値創造のために、
あらゆる組織にとって必須の前提条件となっています。

全員活躍に向けて組織がさまざまな制度改革や環境整備を進めるのと同時に、
社員１人ひとりが「自分自身はどうしたいのか」を明らかにし、
自ら選んでそれを業務で体現していくことも、多様性の価値を最大化するために重要です。

将来のリーダー候補である女性１人ひとりが立ち止まり自分を深く省みる時間にしたい。
理想とする未来に向けて一歩踏みだすきっかけとなる時間にしたい。
そんな想いを込めて、今回のプログラムは「TIME」と名付けました。

TIMEには、「This Is My Empowerment」（＝他の誰でもなく私自身のエンパワメント）」という意味も込められています。

・自分の心を突き動かすアクセルは何か？
・自分のチャレンジを自ら止めてしまう心のブレーキは何か？
・その狭間で揺れながらも「自己選択する」とはどういうことか？
・その先にどのようなリーダーシップ像を実現したいのか？

３ヶ月間、参加者の皆様にはこうした問いに向き合い続けていただき、
自らがロールモデルとして創り上げていくリーダー像を明確に描いた上で、
理想に向けたマイルストーンと行動にコミットいただきました。

▶︎参加者の「学び」の声：
“不本意だと思いながら実は旨味があるから甘んじている。それを選択しているのは自分”
“自分が大切にしていることが自分だけのリーダーシップになる」ということ。「誰か」のようにならなくても良い”
“一歩踏み出してみることに対して背中を押してもらえた”
“「ありたき姿を描け」と言われてもしっくり来なかったが、自分の中のニーズを受け止めた上で、会社のビジョンとすり合わせていくものだと理解できた”
“小さな変化を起こすことで周囲にプラスの空気が流れるし、これがリーダーシップだと気づいた”
“自分と相手のニーズに意識を向けること。その上でどう振る舞うか自分で判断していくこと。それが自分の運命を自分でコントロールすることにつながるということ”

合同会社こっからは、今後もdentsu Japan様の全員活躍に向けた取り組みを全力でご支援させていただきます。