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仲間たち
仲間たち
代表社員 / Co-Founder
黒川 公晴 Kurokawa Kimiharu
「それでもやっぱり、天ぷらは塩で食べますね」
自分は本当に好きなだけなんですけどね。天ぷらを塩で食べると、メンバーから「カッコつけるな」といじられるのが納得いかないんですよ。
昔から、柔道、油絵、ギター、バスケットに学業と、とにかく何でも全力で打ち込みました。小学生のころ描いた油絵を、現在の共同代表でもある直紀が自分のお小遣で500円出して買ってくれた笑。何をやるにしても、その先にある家族や友達の「キミハル、スゴイな」という言葉が嬉しかったんですよね。
中学の頃、姉妹都市交流でアメリカに1週間ほど滞在したのが自分にとっての転機。この頃から子供ながら「外交官になりたい」という想いを抱くようになりました。やると決めたらとことん進むので、大学卒業後には念願の外務省に就職しました。夢を叶えたことと同じくらい、ここでも周囲の「スゴいね」が嬉しかった。
それから約10年後、こっからの創業に参画することになるのですが、「本当に外務省辞めていいの?」という問いを通じて、それまでの自分と初めて真剣に向き合う期間がありました。そこで気づいたのは、「どうしたいのか」と「どう見られたいか」の間で葛藤する自分。思い返すと人生ずっとそうだったな、と。「世間の見た目を気にするなんて恥ずかしいやつだ」と自己否定したくなる時もありました。
でも、内省を繰り返す中で、そんな自分を否定するのではなく、「いるよな」と受け入れられるようになった。すると同時に「仲間とチャレンジしたい」自分も見えてきたんです。「両方ある」自分が見えると、自分で選べるようになった。そんな正直さと自由さを手に入れた感覚でした。
最近は「キミハル、スゴイな」よりも「表情が柔らかくなったな」と言われることが増えた気がします。
黒川 公晴 Kurokawa Kimiharu
一般社団法人Brain Active with代表理事
米国ミネルバ講師
ペンシルバニア大学組織開発学修士
2006年外務省入省。2009年米国で組織開発修士を取得後、外交官としてワシントンDC、イスラエル/パレスチナに駐在。日米の通商協議、日本のアートプロモーション等を担当。2013年に帰国後は、米軍基地の返還交渉、NZとの漁業権益交渉、条約締結等に携わる傍ら、首相・外相の英語通訳を務める。2018年独立。現在はファシリテーター・コーチとして国内外の企業の人材開発・組織開発を支援。内省を通じたリーダーシップ育成、ビジョン・バリュー策定、学習型組織作り、心理的安全性の醸成、事業開発、紛争解決等のサポートを行う。正真正銘の牡牛座。