WORKS
事例紹介
事例紹介
コニカミノルタ株式会社
伴走型の組織開発プロジェクト「うねり」
学習する組織づくりのサポート組織力強化2018.9 - 2019.2
組織サーベイで低スコアの傷んだ組織で組織開発は本当に有効なのかを検証する
社内のストレス度サーベイで芳しくない結果が出ている組織に6ヶ月伴走させていただいたプロジェクト。大目的は“業務に対して受け身ではなく「自分を動かす力」と「そのための土壌」を耕し、自律的組織を生み出す”というもの。月に1度のペースで対話の場を設けながら、組織の風土改革に取り組ませていただきました。50人規模の組織で、約半数の人にプロジェクトに参加いただき、プロジェクトの参加者と非参加者でサーベイ結果にどのような差がでるのかの検証までを実施しました。
3つのポイント
- 心理的安全性の高い組織づくり
- 伴走型(6ヶ月)の組織開発
- 関係・思考・行動の質の変化モニタリング
- 課題
- 組織活性度が低いと総合健康リスク(メンタルヘルスの不調など)が高まるという負の相関があることが社内調査で判明。組織活性度の低い組織に対し、どのようなアプローチが有効かを検証することが組織としても急務の中、半年間かけて伴走させていただくプロジェクトを発足した。
- こっからの取り組み
- 現場で感じている不をお互いに持ち出しあい、組織長も含めて現実を直視する。加えて、この不のシステムがどのような相互作用で引き起こされているかを全員で紐解きながら、本当はどうありたいのか?をそれぞれに問い掛けるところから初回セッションがスタート。ありたい姿に向けて“自分のやりたいこと”を起点にプロジェクトチームを組成し、半年かけてそれぞれのプロジェクトの推進をサポートおよび、推進することで見えてきた気づき・学びを言語化した。
- 結果
- 本取組みを通じて6つのプロジェクトが始動。セッション前後のサーベイでは、「組織内でお互いのが考えが共有できている」「ありたい姿に向けて行動できている実感がある」など、関係の質・行動の質に関する項目が、非参加者と比べて大幅に上昇した。
体制
- Project Lead:大谷直紀
- Facilitator:大谷直紀、墨健二