WORKS
事例紹介
事例紹介
コニカミノルタ株式会社
価値創造型次世代リーダー研修「アクセス」
地域課題解決イノベーション創出プログラムコーチング自立型人材育成プログラム2016.12 - 2021.12
越境×内省を通じた自律型人材
技術を磨けば売れる時代が終焉を迎えています。コニカミノルタ社はいち早く、エンジニア集団からイノベーション集団へのシフトを掲げ、そのコア・コンピタンスを「内省する力」にフォーカスしました。日常の業務を飛び越え、アントレプレナーや地域イノベーターと共にプロジェクト活動に挑戦。徹底的に己自身を試される新しい体験と内省を繰り返す中で「何者として自分は生きるのか」を発見する3ヶ月のプロジェクトです。
3つのポイント
- U理論ベースの内省プログラム
- 組織に守られてない、アントレプレナーとの協働体験
- デザイン思考をベースにしたプロジェクト活動
- 課題
- 自律型組織運営を目指すためには、組織の土壌と個人の自律的リーダーシップが必要。売上の大半を構成している既存業務がインプルーブメント中心の課題設定であったため、そもそもゼロベースで問いかける機会が構造上減少していた。自らが仮説課題を作り上げ、打ち手をクリエイションしていく機会が必要であった。
- こっからの取り組み
- 地域・社会領域の起業家達からリアルな事業課題を提出いただき、その解決策を各チームが提案する3ヶ月のプログラムを設計。デザイン思考をベースにした課題設定〜プロダクト制作・テストまで挑戦する修羅場に身を置きながら、内省的な振り返りの問い(自分はどう感じたか?等)を通じて、自己認知のパターン(パラダイム)、バイアス、大切にしているニーズを言語化する仕組みまでフォロー。
- 結果
- 6年間の間に過去約100人が参加し、メンター16人が社内に育成された。アクセス経験者から、次世代リーダーや起業家が輩出され、メンター経験者が社内イノベーション活動「NEXT」の推進責任者として活動し、社内にイノベーションの土壌が根付くきっかけとなった。
体制
- Project Lead:大谷直紀
- Facilitator:黒川公晴、墨健二、武井伸悟