WORKS
事例紹介
事例紹介
株式会社新出光
新規事業開発プロジェクト
イノベーション創出プログラムコーチング自立型人材育成プログラム2020.9 - 2021.2
内発性を起点に新たなビジネスを創造する
石油企業における非石油系事業の新規開発プロジェクト。SWOT分析や「売れそうなもの」から発想を始めるのではなく、「自分達は何を大切にしたいのか?」を徹底的に問い直すことで、内側から湧き起こるパッションを源泉に事業を作り上げるプロセスに伴走させていただきました。
3つのポイント
- 明確な目的意識をビジネスに注ぐための徹底した自己内省
- 困難な事業開発プロセスで挫折しないためのコーチング伴走
- 事業計画作成へのきめ細かい壁打ち支援
- 課題
- 脱炭素を含む社会の急速な動きを受けて、同社では、非石油系の新規事業の開発が重要な課題となっていた。一方で事業開発担当部署では、部署の創設以来、実際に新規ビジネスで大きく成功した実績がなく、半年以内に確実に経営層にプレゼンできる新規事業の立案を模索していた。
- こっからの取り組み
- 半年間の新規事業開発プロジェクトを実施。最初から事業を模索するのではなく、まずはチームが一丸となってプロジェクトを推進できるように、「チームの器づくり」から開始。また、メンバーそれぞれが「自分は何を大切にするのか」を徹底的に内省。あらゆる困難が予想される事業開発プロジェクトにおいて、強靭性を持って前進し続けるための内発的な原動力を醸成した。その後は実践面においても、アイデア出し、事業化、計画書作成などできめ細かいサポートを行いつつ、定期的なコーチングを通じて個々人の胆力を維持しながらプロジェクトを押し進めた。
- 結果
- プロジェクトから生まれた電動スクーターのサブスク事業は、その後社長決裁を経て実証実験を実施。今後正式なサービスリリースが期待されている。
また、プロジェクト開始時の徹底した自己内省とその後のコーチング支援は、事業開発だけでなく、チームメンバーのリーダーシップ開発にも寄与。それぞれの仕事への向き合い方や自律性に前向きな変化が見られた。
体制
- Project Lead:黒川公晴
- Facilitator/Coach:武井伸悟、大谷直紀