もうすぐ創業して6年。これまで4つの法人を立ち上げてきました。新しいことをやるときには、成功することをもちろん考えます。でも、最後やるかやらないかは、「失敗したとしても、おもしろと思えるか」を大事にしています。中学生の時は全校生徒の前で時代違いも甚だしいラッツアンドスターの「め組の人」を顔も真っ黒にして歌い踊って大失敗しましたが、今思うとすでに体現していたのかもしれません。

そういえば、小学6年になる長男が周りの友達が塾に励んでいるのを横目に、ケーキ作り、ピアノ教室、ダンスとどんどん興味関心を元に領域に囚われずにチャレンジする姿を自分と重ねて見ちゃいますね。思い返してみると、自分もタップダンスを習ったり、納豆早食い世界選手権に出たり、自分が反応したものには全て手を出してきたなと。

新しいことを始めるときにはいつも、周囲の人から止められます。こっからの仲間には、そのときに一度立ち止まって、自分の内側を見つめるチャンスをもらっている感じ。恐れや不安、その裏側にある「譲れないもの」を味わうと、より始める理由が見つかります。

ちなみにデビとは大学1年生のドイツ語クラスで一緒でした。2人ともドイツ語は一切覚えていませんが、「おもしろさ」を共に学んだのは間違いありません。そろそろ彼ともおもしろいコラボーレションに挑戦したいですね。

合同会社こっから 代表社員
株式会社プレイフォー 代表取締役
一般社団法人ALIVE 専務理事
2007年よりリクルートメディアコミュニケーションズ（現リクルート）にて、広告制作・サービス開発・新規事業立ち上げに従事。2016年に独立しOD/HRDを主事業に合同会社こっからを、2017年に“異業種混合”ד社会課題解決”を切り口に企業の次世代リーダー育成を行うALIVEを創業。実業でもOD/HRDを実践すべく2018年より飲食事業に着手。現在は新宿・池袋にてベトナムフォー専門店「フォーティントーキョー」の運営を行うおとめ座。